FC2ブログ

議論

【 議論 】 記事一覧

【必読】今日から脚本家 番外編(前半)

議論

番外編 登場人物はなぜ美男美女ばかりか?




テレビドラマ、映画などの主役や主要人物は
まず間違いなく美男美女の俳優で固められます。

アニメや漫画等の登場人物も
基本的には美少年、美少女のキャラクターで構成されてますね。

俳優の起用については
ジャ○ーズの圧力や事務所のゴリ押しで決まりますし、
創作物としての絵は
「そうした方が売れるから」という単純かつ明白な理由があります。


が、しかし。

それはあくまで商業面でのお話。



作品として、物語として、脚本として ―

何故、登場人物は美男美女ばかりなのか?
何故、世の中の創作物の大部分がそういう傾向にあるのか?



その問いに脚本家として答えることができますか?


20文字以内で回答を用意してみてください。

次回の番外編後半で答え合わせしてみましょう。



後半に続く。
 

 

 

 

▲PageTop

【必読】今日から脚本家 第7章(後半)

議論

第7章 後半です。



もう一つ挙げるとすれば、
『 みんなが主役 』 という一言。

これは僕の脚本の本質を突いてる、鋭い評価です。



みんなが主役 ―

といっても、もちろんこれは
「みんなが桃太郎」とかいう悪習の意味ではないです。


ストーリーを展開していく上で、
主軸となるキャラクターは当然必要になります。

そうなれば、必然的に出番も台詞も多くなる。
これは仕方がない。

ただ、僕は
登場人物の出番や台詞の割り振り、重要度が
なるだけフラットになるように心掛けています。




僕の脚本では、あからさまな脇役や端役は出てこない。

たとえ悪人でも
最後には改心するか、悪の美学を見せつけるか、
何らかの見せ場を用意する。

出番が少ないキャラは
その代わりに美味しいトコロを全部持っていく。

などなど。

なるだけフラットに、平等に
登場人物全員が当たり役となるように。




これは、
自分の書いた脚本に自分も出演しないといけない
という境遇だったのが関係あるかもしれない。

やりたくない役だったらヤだな‥

→ 全部当たり役にすればいいじゃん!


という超理論。

結果的にこれは正解だったし、
そうであるのが望ましい‥というか、健全な気がする。




高校演劇を観る機会があって‥
まあ、賞を獲るくらいの有名有力校らしいけど、
それを観て驚いた。

はい、君はこの役、貴方はあの役。

主役は主役であり、端役は端役。
悪人が悪人、感じの悪いまま終わる。

完全にあて書き、駒扱い。

教育の現場でそれをやるのかと驚愕したものだ。
(親御さんはアレを観てどう思うだろうね)


その例に限らず、
主役のための劇団、主役のための公演というのは
今の世であってもたびたび散見されます。

端役の役者はどんな思いで演じているのだろう?
どんな気持ちで主役を眺めているのだろう?


僕にはやはり
そういう状態はどうしても健全と思えないし‥
脚本としても不完全と言わざるを得ない。
(そういうしょうもないことは、プロにやらせておけばいい)



またあの人が主役だ ―

劇団内にありがちな、
そんな固定化されたヒエラルキーよりも‥


役を取り合い、切磋琢磨。
どんな結果になるかわからない配役発表に
ドキドキワクワク。
そんな中で始まる新たな挑戦。
挑戦の中で見つける新たな発見。


みんなが主役 ― だからこそ、

配役さえ面白い。配役から楽しめる。



脚本家の仕掛けは、
そこから既に始まっているのです。




第8章に続く。
 

 

 

 

▲PageTop

やっと第一稿

議論

年明けから本格着手し、
GW10連休を返上してまで進めた創作活動。
その作業にとりあえずの区切りがついたので
久し振りに普通の土日を満喫しております。



新規の短編脚本と、
その脚本でアフレコ練習するためのアニメーション動画のセット。


ダンジョン暮らしのネロ 第一話

やっと第一稿完成、近日中にリリース予定です。





先行してちょっとだけご紹介。


20190608_001
森の中で、ニンゲンの子供を拾ったモンスターたち


20190608_002
何度もニンゲンに返そうとするが‥


20190608_003
ことごとく失敗


20190608_004
「ネロ」と名付けられ、ダンジョンで育つことに


20190608_005
モンスターに変装して勇者たちを蹴散らす日々


20190608_006
そんな暮らしに本人は満足そうだけれど‥


20190608_007
本当にこのままでいいのだろうかと、
密かに悩むモンスターたちであった‥



第1話はこんなトコロ。

以前お話した通り、
この企画は需要があるかどうかがまったく予想できない
というのが最大のネック。
(声優さん向けという試み自体が初挑戦な訳で)

どういう戦略でいくか‥

様子を見ながらの
リリース、第2話着手となりそうです。
 

 

 

 

▲PageTop

【必読】今日から脚本家 第7章(前半)

議論

第7章 評価からの逆考察


ここで、これまで僕が受けた評価の中で、
特に際立ったものを二、三挙げていきたい。

作家活動初期から僕に関わっている人は、
流石にいいトコロに目をつけていると感心させられますね。


まず一つ目は
『 読み物として楽しめる 』 というもの。


具体的にどこを指すのか、とか
技術的にどういうことか、とかは説明しづらいけど、
言われて嬉しかった言葉だし、
脚本なるものはそうあるべきだと思ってます。



読んで楽しい ― これは大事。

読んだ時はイマイチだったけど、
舞台化してみたら意外と面白かった。


というケースも、なくはないでしょう。


しかし、劇団に属さない野良の脚本家や
本当に自分の脚本を採用してもらいたいようなケースだと
それではマズイ訳です。

読んで面白いから、演ってみたい。

まずは興味を持ってもらわないといけないし、
上演してもらえなければお話にならない。
そうでないと「やってみたら」が実現しないのですから。





脚本家の立ち位置は独特です。

多くの演劇人にとって「お客さん」とは
チケットを買って劇場に来てくれる人を指しますが‥

脚本家にとっての「最初のお客さん」は
「上演脚本を探し求めている読者や劇団員」に他なりません。

この点が大きく異なります。


お客さん(読者)を全力で楽しませたい。

そのためにどうすればいいか?
どうすれば引き込めるか?
どうすれば最後まで読んでもらえるか?


その思いが常に念頭にあれば、
脚本の構成が変わる。展開が変わる。
台詞回しの一つ一つも違ってくる。

そうやって書き上げていったものは、自然と
『読み物として楽しめる』に近づくんじゃないでしょうか?






少し話が逸れますが、
「ト書き」もそうですね。

読者を楽しませたいなら、
当然ト書きの書き方も変わってくるはず。

だってそうでしょう?

読者が読みたいのは台詞であって、ト書きじゃない。
台詞の掛け合いの中で、ト書きは不純物でしかない。


どうすれば邪魔にならないか考えるし、
どうやって減らそうかと頭を悩ませる訳です。


ごく稀に(というか、ちょくちょく)、
1ページまるまるト書きでビッシリ! みたいな脚本がありますが‥
あれにはホント辟易しますね。

あれは読者のために書いてるんじゃない。
この通りに実現しろと、
作者の理想を押し付けるために書いてるんです。



もし、山積みの脚本の中から
時間内に一冊選ばなければならないという
シチュエーションに出くわしたら‥

最初の1ページを開いてみて、
ト書きがびっしり書いてある物から捨てていってください。
かなり作業効率が上がります。
(自己本位の脚本は面白い可能性の方が低いですから)




そもそも、ト書きなんてない方がいい。
台詞の掛け合いの中で、
説明などなくとも、情景や動きが目に浮かぶ。
これが最良。

でも、僕らは凡才なので
とてもじゃないけど、そういう訳にいかない。

ならせめて、
3行以内にまとめるか。
読める(読んで苦にならない)ト書きにするか。

何らかの工夫は必要です。




僕は、ト書きだからって
そんなカッチカチの文章にはしないですね。

ト書きだって自分の作品の一部です。
だから、自分の好きなように書く。
口語文だったり、
小説の地の文を意識していたり。
とにかく、読みやすく、軽妙に、自分流に。


そういうところもまた、
『読み物として楽しめる』という評価に
繋がっているのかもしれません。




後半に続く。
 

 

 

 

▲PageTop

2019年 GWの過ごし方

議論

世間はゴールデンウイーク真っ盛りですが、
当方は家に籠城中です。

引きこもって、なるだけ外に出ない。
非常用の備蓄食料もだいぶ底をついてきた。
まぁ、賞味期限ってのがあるし、
ここらで全部入れ替えておくのもアリかな?




普段なら連休ともなれば、
あそこ行って、ここ行って‥
このルートを通って‥
ここに泊まって、名物を食べて‥
みたいにプランを練りに練ってるし、
実際そのプランを実践してただろうと思う。
10連休ともなれば尚更です。

当然、ワクワクしながらプランを練ってたし、
出かけるつもり満々でした。

連休に入る直前までは。




いざ連休に入ってみると、どうも気が乗らない。
他にやるべきことがあるんじゃないか?
そんな気がしてくる。

ハンパな気持ちで遠出したってロクなことにはならない。
そんな訳で、今期は思い切って引きこもり。
前から着手していた執筆活動を本格的に進めることに。

自分自身のダメっぷりはよく理解してますからね。
このままいくと、
ズルズル締め切りが伸びていくのは目に見えてる。

この10日間でどこまで進められるかが鍵ですね。
完成は無理だとしても、
どうにかゴールが見えるところまでは漕ぎ着けないと‥。




とはいえ、頑張ったところで
日の目を見ないかもしれないし、評価されないかもしれないし、
まったくの徒労に終わってしまう可能性だってある。

けど、それでいい。
地味だけど、これはこれで充足しているし、
遊びに出掛けるよりも今はこっちの方が楽しい。


GWは出掛けるものという常識より、
今は自分の内なる声を信じたい。

遊びに出るのは、これが出来上がってからでいいや。
 

 

 

 

▲PageTop

««

Menu

Category一覧


未分類 (4)
お知らせ (160)
練習会レポ (372)
解説 (53)
議論 (168)
潜入レポ (308)
製作 (3)
観劇 (101)
ギャラリー (72)
上演 (29)
その他 (6)

プロフィール

Author:よしりん@演劇同好会
よしりんアーカイブス別館です。
おおいた演劇同好会の
活動内容を紹介します。

最新トラックバック

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR