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【必読】今日から脚本家 第4章 後編

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第4章 400年前の亡霊(後編)



「シェイクスピアの舞台に立つのが夢でした」
「シェイクスピアが好きだから上演してみたい」


役者や演出家は、そりゃあ好きにするといい。

けど、脚本家はそういう訳にはいかない。



シェイクスピア作品の方が面白いのなら、
じゃあそっちを使えばいいという話になる。


そうなれば、プロアマ含め、
現代の脚本家達は等しく無価値だ。

それとも、
シェイクスピア作品を手掛けるのは畏れ多いから
格の下がる物で手を打ちましょう、というのが
僕達の存在理由なのだろうか?




いや、違うでしょ、と。

この脚本が面白いから演る、でなきゃウソでしょ?

シェイクスピアの代用品だなんて‥
誰がそんなふざけた境遇に甘んじられるものか。



シェイクスピアなんか演ってる場合じゃねえ ―
上演したい脚本が巷に溢れてるじゃないか ―

と、言わせなきゃいけないし、
そんな作品を世に出していかないといけない。


そうやって、駆逐する。追い出す。
シェイクスピア作品を必要としない演劇の世界を作る。




これは傲慢なんかじゃない。

だってそうでしょう?
この四百年の間、演劇脚本はまったく進歩してません
なんて、公言する訳にはいかないんだから。


それは‥

現代に生きる僕達の「義務」、
あるいは「責任」と言えば近いか。

もっと適切な言葉を探すなら‥


「礼儀」かな?


崇め奉るんじゃない。
先達を越えてみせる事こそ、最上級の敬意のはず。
(遠慮なく踏み台にしよう)




未来人が未だに自分の脚本をありがたがっているのを見て、
果たしてご満悦か?
それとも失望するのかな?

四百年前の亡霊だ。

僕ら現代脚本家の手で、
そろそろ成仏させてやろう。



第5章に続く。
 

 

 

 


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