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【必読】今日から脚本家 第2章

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第2章 「ここから始まる脚本家生活」



実際問題、劇団で公演を打とうとした場合、
脚本選びというのは凄まじく難航する作業の一つです。


団員の人数、男女比、熟練度、年齢層、役柄、などなど。
様々な要因が絡みます。

その他にも、

衣装や舞台セットを自前で用意できるか?
適切な規模の会場があるか?
作風やイメージが劇団に合っているか?
レベル的に上演可能か?
資金繰りは問題ないか? ペイできるか?

いろいろあります。
きっともっとあるはずです。


そして、最大の難関は ―

上演への決定打となるほどの面白さがあるか?


これら全ての問題をクリアし、
全ての条件にマッチングする、
そんな脚本に出会える ―

その確率は、
冗談抜きに天文学的な数字になることでしょう。


だったら。

書く気があるなら書いた方が早い ―
という結論に達するのは自明の理です。
自分の劇団向けのオーダーメイドになる訳ですから
あらゆる問題をすっ飛ばせます。



ただ、そうなった時に
傲慢ではないか? という別の問題が立ち上がります。

プロを差し置いて、
そんな事をしてよいものか、と。




僕はいいと思うんですよ。

マッチングさせられなかったプロの方が悪い。
上演したいと思わせられなかったプロの負け。

そう責任転嫁しましょう。



大体、そんなことを言い出したら、
プロの役者やプロの演出家を差し置いて、
素人が演劇をやるという行為自体を否定する事になります。


下手でもやってみたい、というささやかな挑戦を ―

自分達ならではの物が作りたい、という密かな願いを ―

プロに近づき、プロを超えたい、という慎ましい野心を ―



傲慢と切り捨てるなんて、僕には出来ない。




というのはキレイごとで。

脚本を書き始めた頃の僕は、実に傲慢でしたね。

世の中に面白い脚本がないならオレが書く! そう息巻いてた。
本気で、自分がプロより面白い作品を書けると信じてた。



いや、今でも信じてるけどな(゜▽゜ )



ともかく。

車輪を廻す力に変えていけるのなら、
勘違いでも思い上がりでも
何だって武器にしていけばいい。

僕の場合はそのお陰で
(幸か不幸か)自称・脚本家という立ち位置を得た。

ちっぽけな肩書だけど、
それがなかったら
僕は本当に何も持たない人間になってた事だろう。
そう考えれば、
運命の数奇さに感謝しないといけないのかもしれない。


ともあれ、
かくして僕の脚本家生活が始まった訳です。



第3章に続く。
 

 

 

 


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