改めまして、
「三面記事の三人」の終演報告を。
本番ならではのアクシデント続出に冷や汗ダラダラになりましたが、
無事に皆様の拍手で幕を降ろす事ができました。
大分最強(自称)の脚本家。
そして県下最高峰の演出家。
そこに選抜された実力派の役者が集結。
これ以上はないという布陣が実現。一歩引いた脚本家目線としては、
これはもう成功が約束されているというか‥
「勝ち戦」という言葉しか浮かんでこなかったですね。
(まあ、演出家や役者は大変だったでしょうが‥)事実、上演を通して
「脚本はこう書く」「演出はこうやる」「役者はこう演じる」という各分野におけるお手本、
或いは指針の一種を示せたのではないかと信じています。
あと、大分演劇界で「何でも屋」をやってるせいか、
僕の主軸が脚本家であるということは、実はあまり知られていない。
たまに「え?!」みたいな反応されて、結構ヘコむ。これを機に「よしりん此処に在り」という気概を
世に知らしめたのなら幸いです。
脚本家というけれど、脚本を一本書き上げただけでは
まだ夢想家の域を出ない。
上演されて初めて、人は脚本家になる。上演されることこそが目的であり目標であって、
これが再演ともなれば、その喜びも一入。
再演とは、脚本家にとって最大級の賛辞なのです。
そんな機会を作ってくれた、演出家・高椋隆寛氏、
並びに熱演を披露してくれた役者陣とスタッフの皆さん。
そして、ご来場くださったお客様に
この場を借りて御礼申し上げます。
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